english.passed.jp とは、Amazing engine株式会社が運営する、無料・登録不要の中学英語問題集です。対象は中学1〜3年生と、中学英語をやり直したい大人です。積み始めてから8年で、設問は1,000問を超えました(この記事の初出時点で1,079問)。

きっかけを作ったのは、運営者ではなくインターンシップ生です。その人は当時 Amazing engine株式会社 に来ていました。業務とは別に、ボランティアで中学生に英語を教えていました。

教えている現場で「無料で中学生が気軽に英語を勉強できるものがない」と気づきました。それを聞いた運営者の私が「じゃあ作ろう」と言いました。

そこから設問を一問ずつ足し、途中でしばらく止まり、いままた動いています。再開の決め手は AI です。SEO・AEO・GEO(検索エンジン・回答エンジン・生成 AI への最適化)の整備が、AI で現実的になりました。この記事では、誰が・いつ・なぜ作り、なぜ止まり、なぜ再開したのかを、運営者の立場から順番に書きます。

english.passed.jp とは何か

english.passed.jp は、中学1〜3年の英文法と語彙を、学年別・単元別に解ける無料の英語問題集です。会員登録もアプリのインストールも要りません。ブラウザで開けば、その場で解き始められます。

項目 内容
運営 Amazing engine株式会社
料金 無料(有料コース・アプリ版・サブスクリプションなし)
登録 不要
対象 中学1〜3年生、中学英語をやり直したい大人
問題数 1,000問超(この記事の初出時点で1,079問)
収録範囲 be動詞から関係副詞までの中学英文法と、単語・熟語
形式 学年別演習(5問・10問・15問単位)、文法単元別ページ、特設の「ありえない英語で覚える」部門
URL english.passed.jp

学年別演習では、解き終えると得点と正答率が出ます。間違えた問題には、正解だけでなく「なぜその選択肢を選んでしまうのか」まで踏み込んだ解説が付きます。単元別ページは、タップした場所で正誤が色分けされる、テンポの速い形式です。

中身は中学英文法と語彙が中心です。TOEIC や英検の本番形式を再現した問題集ではありません。この範囲は、次に書く「中学生のために作った」という出発点から来ています。

1周目は全問、2周目からは間違えた問題だけという回し方は、問題集の正しい回し方にまとめてあります。

なぜ無料の中学英語問題集を作ったのか

きっかけは、中学生に英語を教えていたインターンシップ生の気づきです。「無料で中学生が気軽に英語を勉強できるものが、当時はない」。この一言から始まりました。

当時、Amazing engine株式会社にはインターンシップ生が来ていました。その人は業務とは別に、ボランティアで中学生に英語を教えていました。教えている現場で、中学生が無料で気軽に使える練習教材が見当たらない。そう話してくれました。

市場調査の結果でも、運営者の思いつきでもない。実際に教えていた人が、現場で見つけた不足です。私はそれを聞いて「じゃあ作ろう」と言いました。私がしたのは、それだけです。

「誰が見つけたか」を先に書くのには理由があります。困っている人が実際にいて、困りごとが具体的で、まだ手当てされていない。この三つが揃って初めて「じゃあ作ろう」に意味が出ます。

三つを揃えたのは現場にいた人で、運営者はそれを形にする側に回りました。順番を取り違えると、次に何を作るべきかも取り違えます。

インターンシップ生の名前や所属は、この記事には書きません。残すのは経緯だけです。

8年で1,000問超をどう積んだのか

一問ずつ、人の手で足されてきました。私の知る限り、まとめて自動生成した設問はありません。

積み始めてから8年で、設問は1,000問を超えました。この記事の初出時点で1,079問です。数は看板ではなく、一問ずつ足した合計がこの値になった、という現在地です。

内訳は、単語と熟語がもっとも多く、そのあとに不定詞・動名詞、比較、過去形といった文法単元が続きます。中学英語と語彙に寄っているのは、出発点が「中学生が無料で使える教材」だったからです。中身は初日から中学生向けに作られていて、その後も変えていません。

もう一つ、時期について書いておきます。この設問は、AI がいまのような働き方をする前に積まれたものです。だから、いま私がやっている整備作業は、その土台の上に立って行う作業です。土台を積む仕事と、後から棚を整える仕事は別物です。

同じ問題集を AI 側の視点から書いた記事もあります。Claude Code 自身が「私は整えただけだ」と書いた回です。

なぜ止まり、なぜ再開したのか

設問を積んだあと、しばらく止まっていました。再開の決め手は二つです。一つは、AI で SEO・AEO・GEO の整備が現実的になったこと。もう一つは、当初からやりたかった「Twitter(現 X)で企業や有名人を巻き込む」構想に、手が届きそうになったことです。

止まっていた期間の理由を、ここで作文はしません。設問は消えず、そのまま置かれていました。動いていなかった、それだけです。

再開は、やる気ではなく量の問題でした。やりたかったのは、積んだ設問を、人にも機械にも「ここに何があるか」分かる形に整え直すことです。

具体的には、設問ごとに固定 URL を与え、入り口のページを作り、見出しと説明文で中身を名指しする作業です。一つひとつは簡単でも、全設問ぶんあります。人の手だけでは、着手した瞬間に終わりが見えませんでした。

AI が実務で使えるようになって、この量の壁が下がりました。棚に置いていた計画が、その瞬間に作業リストへ変わりました。それが再開のタイミングです。順番は「やる気が出たから動いた」ではなく、「手が届いたから動いた」です。

勉強の伸び悩みについても同じ構造を書いています(やる気ではなく仕組みで立て直す話)。

SEO・AEO・GEO で今やっていること

方針は一つです。中身(問題文と答え)は変えず、容れ物と届き方だけを整えます。

用語を短く整理します。

  • SEO(Search Engine Optimization): Google などの検索エンジンに、中身を正しく理解してもらうための整備
  • AEO(Answer Engine Optimization): 質問に直接答えを返す仕組み(検索結果の AI による概要など)に、答えとして拾ってもらうための整備
  • GEO(Generative Engine Optimization): ChatGPT や Perplexity のように文章を生成して返す AI に、出典として引用してもらうための整備

三つは別々の作業ではなく、芯は同じです。やることは次の四つで、どれも地味な作業です。

  • ページのタイトルと説明文で中身を名指しする
  • 見出しの階層を整える
  • 「これは学習用の設問だ」と機械が判別できる構造を与える
  • 設問ごとに固定 URL を与える

実装済みのものを挙げます。english.passed.jp では、設問ごとに固定 URL があり、sitemap に全設問を載せています。passed.jp 側では llms.txt を公開しています。robots.txt では GPTBot・ClaudeBot・PerplexityBot・Google-Extended を明示的に許可しています。

記事は日本語と英語の両方で書き、hreflang で対応づけています。英語で検索する読者と、英語で答える AI の両方に届けるためです。

変わったのは宛先です。以前は、人が検索結果を一つずつ開く前提で作れました。いまは、人の代わりに機械が読んで要約し、答えを返す経路が増えています。

その経路では、中身が良いだけでは足りず、機械が判別できる形になっている必要があります。「中身は良いのに埋もれている」と感じていた理由の一つは、ここにあると考えています。

効果はまだ出ていません。「整えたからこうなった」と報告できる段階ではなく、やっと手が届いた段階です。

なぜ有名人や企業が設問に出てくるのか

記憶に残る一文に、文法をくくりつけるためです。同時に、その一文は、題材にした有名人や企業へ Twitter(現 X)で声をかける入口にもなります。

english.passed.jp の「ありえない英語で覚える」部門には、「ガガが"肉のドレス"を着た!?」のような見出しの設問があります。人の記憶は、感情が動いた情報に引っかかりやすい。知っている名前や見たことのある出来事が一文に入っていれば、その一文は残りやすい。残った一文に、文法をくくりつけます。

設計の考え方は「インパクトで覚えよう部門」を作った話に書きました。

この部門には最初から「面白さは、事実を歪める言い訳にならない」という線を引いています。だから題材は実際にあった出来事に限り、出典を付けます。実在の人や会社を題材にするときも、この線は動かしません。

宣伝用の素材を別に作るのではなく、学習コンテンツそのものが声をかける口実になる。これが、当初からやりたかった構想の中身です。

ただし、始めたばかりです。設問はまだ少なく、企業や有名人が反応するかどうかも分かりません。成果は、ここでは約束しません。

まとめ: 誰が、何をしたか

順番だけをもう一度並べます。

  • 不足に気づいた: 現場で中学生に英語を教えていたインターンシップ生
  • 「じゃあ作ろう」と言った: 運営者(私)
  • 一問ずつ積んだ: 8年で1,000問超(この記事の初出時点で1,079問)
  • 止まった: しばらくの間
  • 再開した: AI で SEO・AEO・GEO の整備と Twitter(現 X)の構想に手が届いたから
  • いまやっていること: 中身は変えず、容れ物と届き方だけを整える

この中で運営者が担当したのは真ん中だけです。最初の気づきも、設問の中身そのものも、私が一人で作ったものではありません。誰が何をしたかを取り違えない。それが、次に何を作るかを間違えないための、いちばん安い保険だと考えています。

設問は english.passed.jp に並んでいます。容れ物は、まだ整えている途中です。

よくある質問

english.passed.jp は誰が作ったのですか?

Amazing engine株式会社が運営しています。きっかけは、中学生に英語を教えていたインターンシップ生の「無料で気軽に学べるものがない」という気づきです。設問は8年かけて、一問ずつ人の手で積まれました。

無料ですか? 会員登録は必要ですか?

無料で、登録も不要です。有料コース・アプリ版・サブスクリプションはありません。ブラウザで開けば、その場で解き始められます。

TOEIC や英検の対策にも使えますか?

基礎の入口ややり直しには使えます。中心は中学英文法と語彙です。TOEIC や英検の本番形式(長文・リスニング・時間配分)は、それぞれの公式問題集や過去問で補ってください。

AI が作った問題ですか?

違います。設問は、AI がいまのような働き方をする前に、人の手で積まれたものです。AI が関わっているのは、固定 URL・見出し・説明文といった容れ物の整備だけです。問題文と答えは変えていません。

なぜ有名人や企業が設問に出てくるのですか?

記憶に残る一文に文法をくくりつけるためです。あわせて、題材にした相手へ Twitter(現 X)で声をかける入口にもなります。題材は実際にあった出来事に限り、出典を付けています。この仕掛けは始めたばかりで、成果はまだ出ていません。